誰でも受かる医学部入試の極意
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”誰でも受かる私立医学部入試の極意”の筆者、カズさんです。総合病院の整形外科医として日夜、患者さんの治療に奔走しております。今年、息子の入学試験の準備を通して最近の医学部入試の大変さを思い知らされました。
このブログで、なるべく最新の情報や私たちの体験談などを提供し、より多くの受験生ならびに、その保護者の方々が困難な医学部入試を突破されることをお祈り申し上げます。


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過去問対策・日本医科大化学2017
【2018/09/27 18:46】 医学部予備校クエストから
前回に引き続き、2017年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、日本医科大医学部の化学です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
数学と同様、化学も、年度によって難易度のバラつきがみられます。この年は比較的易しいです。もちろん、易しいからといって合格しやすくなるわけではなく、高い点数の勝負となるということです。
 
大問[II] 。半透膜の浸透圧の問題。しくみは易しいです。水溶液と純水を半透膜で仕切り、水溶液側の気圧を調節することで、液面の高さが変わるというものです。
問1では圧力のつり合い式を使って浸透圧を求める問題です。溶液側気圧+液面差水圧=浸透圧+大気圧、というつりあい式(この式を立てる発想は、物理選択者に有利です)に、問題文で与えられている数値を代入します。
問3では、水溶液体積を求めます。赤本では、溶液濃度が浸透圧に比例、そして濃度と体積が反比例、という関係を使って、求める体積を一発で出しています。比例反比例の使い方がやや中学入試的で、多くの受験生は「言われたらわかるがそのあたりの感覚は昔の頃ほど鋭くはない」という感想でしょう。純水側の管の高さをhとでも置いて等式を立てる、というほうが好まれると思います。
問6は「逆浸透」という言葉を答えさせる問題です。知らないと無理でしょう。溶液側に圧力をかけて、溶液中の水分子だけを移動させる方法です。高い圧力に耐えられる半透膜の開発が進んでいるので、純粋な水を取り出す方法として、よく使われるようになりました。注射用の無菌純水を作る方法です。
 
大問[IV] は生体物質(リン脂質)の構造に関する問題。生物選択者に有利ですが、化学の教科書・問題集に掲載されている程度の生物知識は、持っている必要があります。いつも言っていることですが、医学部受験生は、高分子化合物についてはマニア的に知っていても、損しません。
ホスファチジルセリンについて、問5では構造式を書きます。もちろん、問題文から推測できますが、しかしリン酸とアミノ酸(セリン)の結合を正確につかめないとミスしてしまいます。脱水して結合するのは、セリンのCH2OH基のOHとリン酸のOHです。
さらに問6では、「通常の油脂は細胞膜を構成しないが、ホスファチジルセリンは細胞膜を構成できる。その理由を書け」というものです。物理選択者は戸惑うかもしれません。リン脂質二重層の話から、疎水部分と親水部分がともに存在するということを書けば大丈夫です。問題文のホスファチジン酸の構造式は、丁寧にも、脂肪酸とリン酸が逆向きにくっついています。これが実はヒントなのですね。なお、ホスファチジルセリンは人のストレス耐性や多動性に影響をするので、スポーツやADHD児童の分野で注目されているということも、マニア的に知っていても損しません。

数学

(赤本より引用)

 
対策について。
やはり受験化学としては難易度が高いことと、定型問題よりもやや新奇な題材を選んでくる傾向がある、という点を踏まえて、レベルが高めの問題集を解くとよいでしょう。化学が苦手な場合は重要問題集レベルでいいですが(設定が込み入っているような問題は飛ばしていいです)、できれば新演習あたりに踏み込んでいきたいです。あとは難関国公立医学部の問題も、いい練習になります。
また、前提として、普通の構造決定とか格子エネルギー計算などは、ノーミスで解けるように訓練することが大切です。覚えるべきものはどんどん覚えていき(芳香族の分子量など)、時間節約と正解率アップを常に心がけていきましょう。

テーマ:医学部受験 - ジャンル:学校・教育

過去問対策・日本医科大物理2017
【2018/09/20 13:39】 医学部予備校クエストから
前回に引き続き、2017年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、日本医科大医学部の物理です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
日医物理は、医学部入試としては易しいほうです。当然、高得点での勝負となります。かつては波動(レンズなど)や力学(単振動)などでオリジナリティーの高い問題が出題されていましたが、最近の日医は標準問題が中心になっています。
 
大問[II]は電磁気。電荷を置いて電場・電位を求めるものです。日医では回路計算よりもこちらのタイプの問題がやや多い印象です。ガウスの法則の理解は多くの受験生が苦手にしていますが、ここで丁寧に全問正解したいです。
電場を作る物が点電荷である場合には、電場は距離の2乗に反比例。物が線電荷である場合には、電場は距離に反比例。物が面電荷である場合には、電場は距離に無関係。電荷電気量から電気力線本数を求め、それを面積で割る、というオーソドックスな方法で解けます。電気力線の本数を考えることによって、「面電荷の片側からは、電気量から計算される電気力線の本数のうちの、半分しか出ていない」という注意点にも気がつきます。
 
大問[IV]は原子。日医でも原子が出題されるようになりました。標準的な難易度ですので、やはり落としたくないですね。
問題(1)はクーロン力による位置エネルギー。大問[II]と範囲がかぶっています。原子は力学・電磁気の応用問題の側面もありますから要注意です。そして太陽の質量欠損。エネルギーの大きさと光の速さが与えられていますから、E=mcにそのまま代入です。原子分野での公式は、力学などでの公式と比べてイメージしずらいことが多く、式の形を丸覚えしようとすることになり、失敗して間違った式で計算してしまうことが起きます。
問題(2)は放射線の種類と単位。ベクレルが放射線数、グレイは吸収線量(吸収エネルギー)。なお、赤本の解説ではシーベルトの項で「臓器、放射線の種類によって異なる」と書いてあり、それはその通りなのですが、吸収線量のほうも、エネルギーを吸収する物質の種類によって、「臓器吸収線量」「空気吸収線量」などの違いがあります。肺が比較的放射線の影響を受けやすく、がんの放射線治療による副作用が問題になることも、知っておくとよいでしょう(物理選択者に限らず)。

対策です。とにかく標準的な問題を多く解くことでしょう。良問の風や重要問題集、漆原明快あたりでいいでしょう。大問[I](力学・非等速円運動)などは、図を見ただけで何が聞かれるかがピンとくるようにしたいところです。また、題意取り違えや計算ミスなどが怖いです。次元チェックや代入などで点検することや、ミスしにくい解法を身につけることを心掛けたいところです。

小林公夫先生の記事アップ ~実録・私大医学部入試で横行する「多浪生差別」その驚くべき内実~
【2018/09/19 11:39】 医学部予備校クエストから
実録・私大医学部入試で横行する「多浪生差別」その驚くべき内実
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57495

 
クエストにて面接対策等の授業を担当されている小林公夫先生が、
講談社現代ビジネスにて、新しい記事をアップされました。
 
>>
東京医科大学における「女性受験生の得点調整問題」が、医学部受験生にもたらした衝撃はいまだ収まらない。だが医学と生命倫理の研究の傍ら、長年医学部受験生を指導してきた小林公夫氏は、「女性だけでなく、いわゆる『多浪生』が私大医学部に合格するのも、極めて難しい」ということに気づいていた。受験生が明かした、「多浪差別」の実態とはーー。
<<
 
多浪生が実際に受けた面接の様子が紹介されています。必見です。
正解がなくどう答えても批判されてしまう質問が、次々とされる様子が生々しく書かれています。
就職の際の圧迫的面接は、反応を見るために行うことが多い(つまり「落とすため」にやっているのではない)です。属性で不採用が確定している場合の面接はむしろ、形式的に行います。(私も面接を担当します)
ここで記事で紹介されている面接は、おそらく面接の結果を不合格の証拠としたいのでしょう。
 
小林公夫先生の医学概論・面接対策個別指導は、クエストで受けることができます。
ご連絡は、03-5389-7727へどうぞ。

テーマ:医学部受験 - ジャンル:学校・教育

過去問対策・日本医科大数学2017
【2018/09/11 01:05】 医学部予備校クエストから
2017年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、日本医科大医学部の数学です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
 
2017から形式が変わり、全5題に(それまでは3題)なりました。日医の数学といえば、(1)難易度が年によって変動する、(2)解法の見通しはすぐに立つが計算量が多い、という傾向があります。この年は易しいです。

大問[I][II]は「答えのみ」書く形式。[I]は分数数列のシグマ計算。部分分数分解で解けます。[II]は複素数平面とドモアブル。恒等式計算や三角関数公式を使って、これもすぐ解けます。
本当に問題は平易です。[II]問3は「cosθをzで表せ」、問4は「cos2θをzで表せ」、問5は「cos3θをzで表せ」、問6は「cosθ × cos2θ × cos3θを求めよ」と、同じような計算が続きます。

数学

↑(赤本より引用)

 
大問[III]は極限の問題。これは途中に難しい式変形が入ります。積分で難問が出るというのが、理系らしいところです。

数学

↑(赤本より引用)

分母の因数分解の結果できる(x-√π)の部分をうまく処理して、導関数の定義のようなものを使って解き進めます。知らないと、ちょっと思いつかないかもしれません。積分式が極限の中にあるような問題の場合、積分結果を文字で置いて話を進めることが多いので、どこかを やF(x)と置きます。今回は「どう置けば突破できるか」が分かれ目です。他大受験者も、この式変形は、覚えておくとよいでしょう。
 
大問[IV]は確率と図形。大小2コのサイコロを振って、出る目によって点の位置が決まるというものです。メネラウス等で線分の長さの比を確定し、微分等で面積の最小値を出すというものです。受験生が最初に思いついた方針でそのまま進めますから、問題としては易しいです。計算は大変ですが。
過去問を解く意味もこのあたりにあります。標準的な計算量を知っておくと、試験本番での自分の計算が平易過ぎた場合や複雑すぎた場合に、「日医らしくない」と気づいてミスに気付けるようになります。しかし、日医の場合には問題の難易度が、年によってあまり安定しないという特徴がありますので、不安は残るのですが。
 
対策について。
とにかく微積分・数列の計算問題は最優先です。問題パターンをしっかりと定着させておく必要があります。現場で名案を思い付くというよりは、見当違いの解法を使うことを避けることが大切です。
標準問題精講あたりを片端から解く、という勉強でいいでしょう。もちろん他の問題集でもかまいませんが、「問題が自分にとってなじみがある」という問題集を選ぶ、というのはあまりよくありません。日医の問題自体、なじみがない可能性が高いのですから。

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小林公夫先生の記事アップ ~医師は誰に対しても公平・公正であるべきか~
【2018/09/01 01:01】 医学部予備校クエストから
医師は誰に対しても公平・公正であるべきか
https://toyokeizai.net/articles/-/235227

 
クエストにて面接対策等の授業を担当されている小林公夫先生が、
東洋経済ONLINEにて、新しい記事をアップされました。
 
>>
そこで今回は、「『別れの手紙』を~」と同様、難度の高い小論文を題材に、「医師の資質」と「医学部入試」の関係性について考えてみたい。取り上げるのは、2016年度自治医科大学の小論文で、多くの入試問題に接してきた筆者の目にも極めて興味深い内容である。
<<
 
治療のための費用を払えない患者のために、医師が自腹で費用を負担した、という事例を題材に、「その日の医師の日記をまとめよ」という小論文について、考察されています。
医師の2つの義務、「生命保護」と「公平公正」の衝突、という観点が紹介されています。
なお、「別れの手紙を~」は
http://yokopon007.jp/blog-entry-1825.html
にて紹介しています。
 
解答例として、クエスト生の答案もあがっているので、ぜひご参考に。
 
小林公夫先生の医学概論・面接対策個別指導は、クエストで受けることができます。

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過去問対策・北里大医学部生物2017
【2018/08/13 04:47】 医学部予備校クエストから
Biology.jpg 
http://sjfchs.org.uk/curriculum/departments/biology/ から


今回は、北里大医学部の生物 です。
過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。
検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。


大問3問
小問の数が多いし、途中に挟まれる文章の量が長いので、内容を把握するのが大変です。
100分2科目ですと、結構きついと思います。
そのかわりに、時間がかかってしまう計算などは少ないです。
文章を読むときは、ある程度の推測を入れながら、
場合によっては「予断を許して」いくことも必要になります。
 

大問2

免疫の問題

医学部受験では最頻出分野ともいえますが、相当の難問が出題される分野でもあります。
今回の問題もかなり細かい知識が問われています。
まずは取れる問題を確実に押さえることです。
時間が厳しいので、わからない問題に時間をかける余裕はないでしょう。
そのあたりの割り切りが必要になってきます。
途中から、実験概要を読ませて解釈させる問題が出てます。
ジックリ時間をかければ解けるのですが、そうもいかないところでしょう。
試験終了後に読み直して「簡単なことだったのに」と悔やまれることも多いでしょう。

今回は感染細胞への免疫とMHC・キラーT細胞の話です。

簡単に実験内容を説明すると、
「AB2種類のマウスをウイルスPに感染させて感染細胞を作る。
そしてマウスからXを取り出して反応させてみると、自分の種類の感染細胞のみを破壊する。
さて、AとBの交配雑種を作って、そのマウスをウイルスPに感染させてから
Xを取り出して反応させてみると、どうなるか」という問題。

解く手掛かりは、別のウイルスQに感染させて感染細胞を作っている点です。
Xは、この未知のウイルスQは、破壊しないはずです。
そして、ABそれぞれのマウスからの感染細胞に対しては、同等の反応をするはずです。
問題選択肢のうち、「Qが破壊されない」かつ「AとBを同じ扱いにしている」ものは1つしかありません。
考察系問題はそうやって解き進めていきます。

 
大問3
神経と学習

アメフラシのエラひっこめ運動は、参考書等にも載っています。
しかし詳細に載っているものは少ないです。
介在ニューロンからのセロトニンを受容して環状AMPがつくられ、
これがKの流出を減少させて、活動電位の持続時間を長くし、
また伝達物質の放出量が増えて伝達効率が大きくなる、という流れです。
ただ、普段の学習で、あまりに詳細な参考書・問題集は使いづらいでしょう。
進むペースが遅くなるからです。
詳しい参考書・問題集は、重要な分野から順番に読んでいくことです。
分野によるメリハリをつけて、動物生理などの重要単元は丹念に読み込んでいくとよいでしょう。
どの分野が重要で、どの程度丹念に読むべきなのかは、もちろん過去問でチェックします。
おおまかな「傾向と対策」欄の情報だけではなく、自分で解いてみることが大切です。
「過去問は実力がついてから力試し」などと言っていると、その機会を失ってしまいます。

 
さて対策です:READ MOREへ

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過去問対策・北里大医学部化学2017
【2018/08/04 01:21】 医学部予備校クエストから
今回は、北里大医学部の化学です。

inorganic-chemistry-1.png 
https://www.chemistryforlives.com/11th-grade-chemistry-worksheets/ から



過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。
検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。


大問5問。

理論分野が中心でやや計算量が多い ので、
100分2科目だと少し厳しいです。
逆に言えば素直な問題が多いので、
力押しの処理でなんとかなる部分もあります。



大問 I 

小問集合です。
このレベルであれば全問正解したいところです。
厳しい選択肢もありますが、消去法でなんとかなります。

問1肢c
「炭素の原子量は正確に12であり小数点以下はない」とあるが、「同位体」の存在がある。
実際はおよそ12.01。肢e「二酸化炭素は液体にならない」とあるが、
状態図を思い浮かべれば、高圧時に液体となることがわかる。
なお肢a「電子親和力は、1価の陰イオンから電気的に中性な原子にするのに要するエネルギーに等しい」とあり、
正肢だが、定義(原子に電子を付けるときに放出するエネルギー)とは逆の表現なので注意。
一部だけを読んで早合点してしまうことがある。
例えば、「『要する』と書いてあるが、電子親和力は『放出するエネルギー』のはずだから誤りだ」という間違い。

問3肢a
「カリウムは乾燥空気中に保存する」とあるが、
アルカリ金属は空気中の酸素と結びついてさびるので、
石油中に保存。

また肢e
「黄リンは水に溶けるので石油中に保存」とあるが、
黄リンは水に不溶なので(そもそも水に溶けやすい物質が鉱石中に存在することは少ない。
そういう物質は土壌中や海水中に存在する)、水中保存。
なおd「臭化銀は褐色びんに保存」は正肢。写真感光剤として用いられる。
最近はデジカメ撮影してインクジェット印刷する場合が多いので、「感光剤」と言われてもピンとこないでしょう。

 
大問 III 

CODの酸化還元の問題ですが、地味なところで難しいです。

 問1
「酸性にするために用いることができる水溶液」を挙げる問題では、塩酸と硝酸はすぐに答えられますが、
プロピオン酸の判定は難しいでしょう。
プロピオン酸の酸化反応はどちらかといえば生物の問題(クエン酸回路に近い)ので、受験生には厳しいです。

問2はガスバーナーの操作順序。小中学生なら即答できる問題ですが、大学入試問題となると、答えられなくても仕方がありません。

問3は、化学反応の係数を合わせようと思うと時間が非常にかかります。
まず各酸化剤・還元剤についての半反応式を立てて、それを基にして係数を決定します。
過マンガン酸が5価でシュウ酸が2価だというのは有名ですので、そこから立式したほうが正確だし早いです。

 
大問 IV 

気体の平衡と圧平衡定数。
計算問題は内容がストレートなので、全問正解を狙うべき問題です。
私大中堅医学部の志望者は、こういう問題をミスなく解けるようになるようにトレーニングを繰り返すべきです。
内野ゴロさばきです。

問1は見慣れないかもしれません。
平衡状態の混合気体の圧力変化は、体積が高い時や低い時に、
とNOのどちらに近づくか、という問題であり、
ボイルシャルルとルシャトリエ平衡移動の理解を問うている問題です。
単純に「体積を増やすと平衡はどちらに移動しますか?」という問題だと
全員解けてしまうので、グラフの形に書き換えているんですね。

問2以下が計算です。
それぞれのモルを文字で置いて立式、というパターンで解けます。
状態方程式を何回か使うのでミスを防ぎたいのですが、
今回は容器体積が気体定数と同じ8.31を使ってくれているので、ありがたいです。
1/(8.3×300)の数値を暗記して準備している受験生は、肩透かしをくらうでしょうけど。
 

さて、対策ですがーーー
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