誰でも受かる医学部入試の極意
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”誰でも受かる私立医学部入試の極意”の筆者、カズさんです。総合病院の整形外科医として日夜、患者さんの治療に奔走しております。今年、息子の入学試験の準備を通して最近の医学部入試の大変さを思い知らされました。
このブログで、なるべく最新の情報や私たちの体験談などを提供し、より多くの受験生ならびに、その保護者の方々が困難な医学部入試を突破されることをお祈り申し上げます。


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過去問対策・日本医科大物理2017
【2018/09/20 13:39】 医学部予備校クエストから
前回に引き続き、2017年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、日本医科大医学部の物理です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
日医物理は、医学部入試としては易しいほうです。当然、高得点での勝負となります。かつては波動(レンズなど)や力学(単振動)などでオリジナリティーの高い問題が出題されていましたが、最近の日医は標準問題が中心になっています。
 
大問[II]は電磁気。電荷を置いて電場・電位を求めるものです。日医では回路計算よりもこちらのタイプの問題がやや多い印象です。ガウスの法則の理解は多くの受験生が苦手にしていますが、ここで丁寧に全問正解したいです。
電場を作る物が点電荷である場合には、電場は距離の2乗に反比例。物が線電荷である場合には、電場は距離に反比例。物が面電荷である場合には、電場は距離に無関係。電荷電気量から電気力線本数を求め、それを面積で割る、というオーソドックスな方法で解けます。電気力線の本数を考えることによって、「面電荷の片側からは、電気量から計算される電気力線の本数のうちの、半分しか出ていない」という注意点にも気がつきます。
 
大問[IV]は原子。日医でも原子が出題されるようになりました。標準的な難易度ですので、やはり落としたくないですね。
問題(1)はクーロン力による位置エネルギー。大問[II]と範囲がかぶっています。原子は力学・電磁気の応用問題の側面もありますから要注意です。そして太陽の質量欠損。エネルギーの大きさと光の速さが与えられていますから、E=mcにそのまま代入です。原子分野での公式は、力学などでの公式と比べてイメージしずらいことが多く、式の形を丸覚えしようとすることになり、失敗して間違った式で計算してしまうことが起きます。
問題(2)は放射線の種類と単位。ベクレルが放射線数、グレイは吸収線量(吸収エネルギー)。なお、赤本の解説ではシーベルトの項で「臓器、放射線の種類によって異なる」と書いてあり、それはその通りなのですが、吸収線量のほうも、エネルギーを吸収する物質の種類によって、「臓器吸収線量」「空気吸収線量」などの違いがあります。肺が比較的放射線の影響を受けやすく、がんの放射線治療による副作用が問題になることも、知っておくとよいでしょう(物理選択者に限らず)。

対策です。とにかく標準的な問題を多く解くことでしょう。良問の風や重要問題集、漆原明快あたりでいいでしょう。大問[I](力学・非等速円運動)などは、図を見ただけで何が聞かれるかがピンとくるようにしたいところです。また、題意取り違えや計算ミスなどが怖いです。次元チェックや代入などで点検することや、ミスしにくい解法を身につけることを心掛けたいところです。
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