誰でも受かる医学部入試の極意
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”誰でも受かる私立医学部入試の極意”の筆者、カズさんです。総合病院の整形外科医として日夜、患者さんの治療に奔走しております。今年、息子の入学試験の準備を通して最近の医学部入試の大変さを思い知らされました。
このブログで、なるべく最新の情報や私たちの体験談などを提供し、より多くの受験生ならびに、その保護者の方々が困難な医学部入試を突破されることをお祈り申し上げます。


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医学部受験のためのセンター試験分析2016・数学IA
【2016/01/23 08:51】 医学部予備校クエストから
前回に続いて、先日行われたセンター試験について、医学部受験生を対象に、問題をチェックしていきます。
今回は数学IA。昨年と比べて問題量が増えてやや難化したようです。しかし、私大医学部に向けて処理能力を鍛えていた受験生にとっては、それほど難しくなかったでしょう。それでも、今回は後半部分が少し時間もかかり厳しかったので、前半にのんびり時間をかけてしまうと、時間不足になってしまうかもしれません。
 
第1問〔2〕(2): p「xは無理数」、q「x+√28は有理数」、r「√28xは有理数」で、必要条件・十分条件を判断するものです。qはx=-√28のとき、rはx=√28のときに、それぞれ有理数になります。まずそれに気づくかどうかです。そして、rはx=0のときにも有理数になってしまうことにも気づくかどうかです。ミスしやすいので注意です。慣れている人は、加減乗除の単位元・逆元の話から反例を導ければ、安定して解けるでしょう。
 
第2問〔1〕: 平面幾何と三角比の問題。円は、接弦や方べき、内接・外接など手がかりが「多すぎて」困る図形です。今回は円周角の定理を使います。円周角の定理は「逆定理」も含めてマスターしておきましょう。「逆定理」は、「角度が等しい角があれば、円弧を描くことができる」というものです。高校入試用の問題集では「見えない円の利用」というタイトルで紹介されています。

第4問: 医学部受験生はセンター数IAで整数問題を避けることが多いでしょう。今年のように確率(第3問)がかなり易しいということは起きやすいので、その選択は悪くないです(しかし私大医学部でもこれからは整数問題が増えてくるでしょう)。不定方程式は種々の方法で解けるようにすること、N進数は小数までマスターしておくことが大切です。なお、N進数の「0.1」は「N分の1」であり、「0.01」は「N分の1」です。
 
第5問: 似ている図形だが別々の定理を使って解く必要がある問題です。参考図は、円に内接する四角形の対角線から直線が伸びていて、ちょっと手がかりが多すぎて大変です。センター試験では、問題ごとに使う材料(定理・公式)がある程度決まっており、「そろそろチェバを使うところかな」などの推測が立つ(普段の過去問練習では、その推測が立てられるまで演習することが大切です)のですが、それでも、いろいろ試しながら考えるために、時間がかかるかもしれません。
 
やはりセンター試験は問題が多く、いろいろな知識が問われることになるので大変です。しかもセンター数学IAは、問題の範囲・傾向が2次試験とは少し異なるので、それなりの対策を立てる必要があります。勉強のスケジュールとしては、12月中には基礎知識を覚えきり(統計用語やユークリッド互除法などは覚えきる)、1月は時間内で解く練習と、自分がミスしやすい弱点(集合論や確率など)の補強を繰り返すことです。1月は全科目を仕上げていく必要があるため、特定単元の暗記には意外と時間をさけません。それで多くの受験生が失敗してしまうのです。「試験直前に覚えよう」と思っても、なかなか覚えられないのです。
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