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誰でも受かる医学部入試の極意
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”誰でも受かる私立医学部入試の極意”の筆者、カズさんです。総合病院の整形外科医として日夜、患者さんの治療に奔走しております。今年、息子の入学試験の準備を通して最近の医学部入試の大変さを思い知らされました。
このブログで、なるべく最新の情報や私たちの体験談などを提供し、より多くの受験生ならびに、その保護者の方々が困難な医学部入試を突破されることをお祈り申し上げます。


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過去問対策・東京女子医大数学
【2015/11/17 11:15】 医学部予備校クエストから
前回にひきつづき、2015年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、東京女子医大の数学です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
 
女子医大の数学は、整数・整式の問題が多いのが特徴です。難易度もそれほど難しくはなく、単純な式変形だけで解ける問題が多いです。しかしそれだけに、計算ミスしないことや、時間内に解ききることが求められます。正しい方針を立てる(理屈が通っているだけでなく、適切な計算量に収まる解法を選択する)訓練が必要なのは、私大医学部対策に共通です。
 

*  *
数学
(赤本より引用)

大問1(1)では、240 + 1が2 + 1で割り切れることがわかればOKですが、それがわからないと方針が立てられません。無理に整数問題として解こうとしても厳しいので、この手の問題は「3分考えてわからなければ飛ばす」ようにするとよいでしょう。また当然ですが、試験本番では、こんなつかみどころのない問題を最初に解こうとはしないことです。大問3(三角関数と対称式)のようなすぐ方針を立てられる問題をまず完答して、落ち着くことが大切です。
なお、a + 1は、nが奇数のときはa + 1で割り切れることは、知っておくとよいでしょう。すると、240 + 1は(2) + 1と書き換えられるので、2 + 1で割り切れることになります。(2 + 1は、nが2の累乗のときにのみ、素数になりうる)
 
大問1(2)以後は、公式などにそのまま代入して解くことになります。三次方程式の解と係数の関係などを、そのまま適用するタイプです。大問2(1)も、地道に数え上げていきます。ここで、一見するとn進数の話でいくとよさそうにも思えますが、ゼロにあたる数字がないので難しくなります。
4(2)は、女子医が好きな積分計算です。2015年では整式の除法と組み合わせられています。 e=t と置いた後の処理が正確にできるように、普段から準備しておくことが大切です。
 
考え方については、東医と同じように「効率の良さを考えるヒマがあれば手を動かす」というのが鉄則です。大問2(2)や大問3などは、拍子抜けするくらいあっさりした問題です。計算力勝負なのですが、まず計算力勝負の問題だと見切ることと、ミスせず解けるようにすることが必要なので、ある程度の対策が必要になります。基礎的な計算方法、例えば代入しての式変形や通分、対称式変形などは、確実にできるように準備しておきましょう。
対策は、やはり典型的な問題集を仕上げることです。整式の処理や積分計算については特に念入りに、数をこなしていくことが大切です。この手の入試問題についての攻略法は、「見たことがある問題」という状態にすることです。「同じ問題を、整式の除法を使って解いた」という記憶は、入試本番では非常に強い武器になります。もちろん、入試問題はひとひねり加えられていますので、「同じ問題」に出会う確率は高くありません。しかしその確率を少しずつ上げていくことが、このタイプの試験問題に対する地道で有効な対策になります。
1問あたりのボリュームは小さくていいので、そのぶん多くの問題が載っているタイプの問題集がいいでしょう。解説もそれほどていねいでなくていいです(解説が詳しすぎると、読むのに時間がかかったりポイントがわからなくなったりする)。

(医学部予備校クエスト代表 長原正和)
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