誰でも受かる医学部入試の極意
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”誰でも受かる私立医学部入試の極意”の筆者、カズさんです。総合病院の整形外科医として日夜、患者さんの治療に奔走しております。今年、息子の入学試験の準備を通して最近の医学部入試の大変さを思い知らされました。
このブログで、なるべく最新の情報や私たちの体験談などを提供し、より多くの受験生ならびに、その保護者の方々が困難な医学部入試を突破されることをお祈り申し上げます。


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センター対策の方法(8)
【2015/12/23 10:28】 医学部予備校クエストから
この時期の社会科センター対策について検討していきます。
基本的には、単元ごとに問題を解き進めていって、わからなかったところや覚えきれていなかったところがあれば参考書に戻って覚えなおす作業です。そして、一問一答や資料集なども並行して進めていきます。並行することによって、これらを「問題を解くためにはどの程度の知識が必要か」を意識しながら読み進められるので、ただ漫然と読むよりも吸収効率がいいです。
そして重要なのは、解くべき問題とそうでない問題の仕分けです。押さえなければならない問題は(たとえばセンターで繰り返し出題されているような問題)、解説を一文ずつ丁寧に読み進めて、覚えこんでいきます。1月になると「片端から解き進める」というスタイルになってしまうので、今のうちに、各分野の重要問題にジックリ取り組むという流れを大切にしたいです。
 
この時期の演習で中心になるのは、個人個人の学習状況や得手不得手などがあるので一概に言えませんが、図表問題・資料問題でしょう。ノート作成や穴埋め問題集だけではなかなか力がつかないので、どうしても問題演習を通して知識定着をはかる必要があります。図表問題は、素人的推測で何となく解ける問題もありますが、そういう問題だけで目標点突破できるほど、医学部受験は甘くありません。「受験地理」的な思考方法をきちんと身に付けて、高得点をとれるようにしたいところです。
実はこの点が、医学部予備校の一つの欠点です。大手と異なり、規模が小さい予備校では、専門のスタッフが揃っているとは限らず、そうすると「門外漢」(たとえば校長や事務主任、面談担当者)が社会科の勉強方法に口を出してくる状況が多くなります。そうすると、素人的推測を押し進めるような勉強法を強いられるようになり(これらの校長、事務主任、面談担当者は日頃の相談には親身に乗ってくれることもあり、生徒の信頼を得られているため、その手の素人的指導もまた信頼されて受け入れられてしまう)、偏った非効率な勉強が多くの生徒たちの間で広まってしまうことになりがちなのです。教養ある社会人の発想と、鉄道好き・旅行好きの発想と、高校生の発想とはかなり異なるところがあります。適切なプロに恵まれている環境でないのであれば、定評ある参考書・問題集を軸に据える必要があるでしょう。
 
その、「受験地理」的な思考方法について、一例をあげてみます。数学の証明問題と異なり、社会科の解答解説は「帰納的」説明も多く、理系受験生には意外と扱いにくいかも知れません。地理や倫政が医学部受験生にとって点数がとりにくい理由は、まずは高得点が要求されているのに安定性がなく、正解からの逆算(悪く言えば正解からのコジツケ)のような解説がいくつかみられるという点、そして、社会科学の発想が理系受験生にはなじみが薄い点、そして受験用知識の不足という点でしょうか。重要なのは、受験に必要な思考レベルをしっかり押さえる点です。それは高校入試レベルではなく、また大学教養レベルや実社会レベルでもないです。どこまでを覚えきらなければならないか、そしてどこからは割り切らなければならないか、というのは、良質の参考書が教えてくれます(おおまかにいえば、その適切さの順位は、1)良質の講師、2)良質の参考書、3)並の参考書、4)並の講師、5)素人、という感じです)。
 
たとえば下の問題です。「銀行は市街地、量販店は道路沿い、学校は各地」と解説にあるでしょうが、そう言われても、図をよく見ると道路沿いにも銀行はあるし、市街地にも量販店はあるし、でスッキリしません。そしてこの問題を解けるようになるには、いったい何を覚えればいいのでしょうか。そもそも当該都市が地方都市か首都圏郊外都市なのかもわかりませんし。こういう問題は、理系受験生を不安にさせます。しかしこの手の問題の解説を比較すると、参考書や講師の、センター試験に対する捉え方がわかったりします。

センター地理



医学系英語長文 ベストセレクト 12
【2015/12/18 17:35】 医学英語
Windom予備校から出された
”医学系英語長文 ベストセレクト 12” について

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大手予備校でなく、医系専門予備校から、ただで配布された割にはよく出来ています。

テーマは以下のごとく

1)HIV:偏見という感染要因
2)乳房切除
3)解離性同一障害 Dissociative Identity Disorder
4)自傷行為 「クライススコール」
5)予防医療:「プライマリーケアー」としての認知
6)心身壮観:病の人間学的要因
7)心のケアー:「コミュニケーション」という治癒力
8)チーム医療:「パターナリズム」からの転換
9)医師の資質:「シバの舞踏病」の教え
10)臓器移植:臓器提供における任意」と義務
11)安楽死 euthanasia:視をもたらす医療
12)死の受容:デカセクシス

という感じで、一通り頻出テーマについては網羅されているようです。

さらに巻末に医療単語集もあり、
医学部受験生が最低限覚えておくべき単語が並べらているようです。

入手方法の詳細については、Windom予備校にお問い合わせください。









テーマ:医学部受験 - ジャンル:学校・教育

センター対策の方法(7)
【2015/12/17 18:51】 医学部予備校クエストから
早いもので、今年もあと半月です。12月下旬は、以前書いたスケジュール表でいえば「実戦練習期の前半(知識総復習期)」です。知識の確認と定着のために、どんどん問題を解いていくという段階です。マーク問題集を解きながら、体系的学習では漏れやすいような断片的知識を覚えていきます。
理想は、知識が頭に入ってから問題を解いて力試しなのですが、しかしそれだと知識が完璧にならないと問題に取り組めないことになってしまって、実戦的な知識が身につきません。その一方で、知らない問題は解けるわけがないので、そういう問題を読んで考えることに意味が薄い、というのも事実です。一つの目安は、参考書で太字になっている知識を一通り押さえたというレベルになれば、問題練習中心に軸足を移してもいいでしょう。
この時期に使う問題集は、単元別に編集されているマーク式問題集がいいです。たとえば、まず1回目は1冊通して解いて、次は間違えたところを集中して解き、間違えたところがなくなった時点でもういちど1冊通して解いて知識確認する、というやり方などがいいでしょう。
 
・資料問題・読解問題…実戦練習期は、まず資料問題の練習が始まります。今の時点ではなかなか正解できないかもしれませんが、それでかまいません。知識量や推理がどの程度まで要求されているのか、という感覚がつかめれば十分です。どのみち、本番直前でも満点が取れないのが資料問題です。特殊な問題に振り回されて自分の感覚を失わないように、「捨てるべき問題」を見極めることも大切です。解説のコジツケにどうしても納得いかないときは、とりあえずは先に進めることです。下手に講師に質問してしまって妙な"解説"をされるよりは、確実に取れる問題を押さえる方が重要です。もちろん、資料問題のコツを掴ませてくれる講師も多くいらっしゃいますが、受験生の身の回りに必ずしもセンター試験に対応した講師がいるとは限りません。
 
・知識問題…知識事項は、ノートに図や表をまとめる形で積み上げていきます。最初の段階でこれをやってしまうと、まとめるためのまとめになってしまって時間がかかってしまいますが、問題を解きながらノートをまとめると、「正解するための図表の書き方」を意識するようになるので、効率が良くなります。
知識問題では、やや細かいレベルの知識事項も、問題ごと覚えていくとよいでしょう。これも最初の段階から知識を細かく仕入れようとすると全体像を見失いがちですし、時間もかかってしまいます。おおまかな知識は参考書通読で素早く手に入れ、細かい知識は問題を解きながら丁寧に覚えこむ、というのが原則です。
また、参考書では独自の流れや枠組みを使って説明を進めることが多く、このことが「覚えやすさ」につながるのですが、逆に、相性の悪い問題を生み出す原因になったりします。センター試験は特定の教科書や参考書の見解に依らず、いわば中立に作問しようとするので、一冊の参考書にベッタリ従う勉強法(ほとんどの理系受験生はそうでしょう)だと、解きづらくなる問題があったりします。その修正を図るのも、この時期の問題練習の目的です。


”2016年度 私立医学部一般入試の手引き” なか見の一部
【2015/12/16 23:31】 ネット販売
最近、発売になったばかりの

”2016年度 私立医学部一般入試の手引き”

ほんの少しだけ、なか見の一部をお見せします。


DSC_0619.jpg

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さて、本論の受験スケジュールについての考察である。

 

1週目から3週目まで、毎日受け続ければ、ほぼ全ての1次試験受験可能であるが、これはまず体力的に不可能であるし、2次日程も重複してくるので、物理的にも不可能に近い。このため、1週目から3週目まで、バランスよく受験する必要がある。

 

以下に受験層や地域別も考慮して各週での志願校決定についての考察を示す。

 

各自(受験生本人は忙しいので、ここは親の出番かもしれない)、エクセルか何かで随時作成することを勧める。予備校でも予定表は配ってくれるが、見にくいものが多く、各人で2次日程の選択日も変わってくる。自分で作れば自由に書き込みも効き便利であるし、何と言っても早めに受験日程のシミュレーションが可能である。これにより、早めに過去問対策も可能というわけである(この特別版発行時はやや遅くて申し訳ないが)。一つの考え方であるので、これを読んで2016年度の志願シミュレーションに役立ててもらいたい。表5を見ながら読んでいただければ幸いである。なお、小生のブログ:誰でも受かる医学部入試の極意の記事でも受験日程表はアップされているので、これをエクセルにコピペして修正するだけで、各自の予定表が作成可能であろう。

 なお、日程に誤りあればお許し願いたい。また、各大学の都合により試験日が変更になる可能性もある。各自、募集要項などで再確認して予定を立てていただきたい。以下にお示しするスケジュールについてはあくまで参考に!とお断りしておきます。

6ページ


D)2016年度の私立医学部入試の週ごとにおけるシミュレーション

あくまでも私立専願の受験生を対象にして、1次試験日程について考える。

 

◎1週目

 

1日目:愛知医大

私立初日の受験校で、出願する受験生は多いと思われる。数理英ともにかなり難しい問題が出題される。2015年度における2次合格最低点は60.6%であり6割以上の得点率が求められる。2次の小論も傾向が掴みづらく、また面接も一人に対して25分以上かけられ、2次負担が強い。息子が受験した際もかなり苦労したようである(例えば、いきなり英論文の表、グラフもみ見せられ、意見を述べよ)。試験に慣れるという意味では外せない大学であろう。

7ページ

********************************

と、こんな感じです。


興味ある方、下記サイトをクリックください。


”2016年度 私立医学部一般入試の手引き” 発売のお知らせ 







テーマ:医学部受験 - ジャンル:学校・教育

過去問対策・昭和大医学部化学
【2015/12/16 09:00】 医学部予備校クエストから
前回にひきつづき、2015年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、昭和大医学部の化学です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
 
2015年化学は、大問5問で構成されており、うち3問が理論分野、残りが有機(アミノ酸とペプチド)無機(金属結晶)でした。医学部にはやや珍しい理論分野重視、それもモル計算重視です。このタイプの問題では、比例反比例関係に慣れておくと有利です。
 
大問2は熱化学方程式の問題です。未知数を片端から文字で置いて連立方程式を立てればやがては解ける問題です。エネルギー図を使ってもよいですが、モル数と符号(物質のエネルギーの高低)に注意です。生成熱の求め方を復習しておくと、化学エネルギーの一般的な大きさが(ア)単原子状態>(イ)単体>(ウ)化合物>(エ)酸化物なので、化合物の生成熱(イ-ウ)は、「単体の燃焼熱」-「化合物の燃焼熱」という求め方でも出せますし、また、「化合物の結合エネルギー」-「単体の結合エネルギー」という求め方でも求められます。本問ではC原子関係の結合エネルギーが与えられていないし要求されてもいないので、燃焼熱のほうを手がかりに計算を進めていくことになるというわけです。あと、エチレンとアセチレンは生成熱が負になる(単体よりも化学エネルギーが大きい)ことは必須知識です。

化学
(赤本より引用)

大問3はアミノ酸とペプチドの問題です。計算と思考力が要求される、生物のパズル的問題に近い感じの問題です。まず題意を把握して、どういうタイプの問題かを読み取ることが大切です。今回は「重さがわかっている5種類の物体が、横一列につながっている。ある切り方をすると、353gと277gのパーツに分かれ、また別の切り方をすると、392gと238gのパーツに分かれる。5種類の物体の並び順はどうなるか。」という感じです。今回は、問1の並び順がわからなくても、問2と問4の知識問題は解けるので、あきらめないようにしましょう。逆に言えば、知識がなければパズルに強くても正解できないので注意です。ビウレット反応やキサントプロテイン反応の内容は、もちろん、即答できなければいけないレベルです。
 
対策としては、基本的な計算問題を素早くミスなくできることです。中和滴定や電離平衡、浸透圧、溶解度など、典型問題の解法は、体にしみこませるくらいに練習しておくことです。その際には、よく出る計算、例えばモルの比例計算や状態方程式などは、立式方法や概算数値を覚えておくとよいでしょう。また、よくやりがちなミス、例えば全圧を求める際に反応しなかった気体を考慮し忘れたり、分子量を求めるときに加水分解の水の量を忘れたり、そういうミスに注意することも含めて覚えていくことも大切です。チャート式の巻頭言のように言うならば、問題の海の「航路と暗礁」を覚える感じです。問題集の解説にそういう点が書いているとは限らないので、自分で書き込むなどして補っていくとよいです。
さらに、有機・無機の知識も覚えていく必要があります。油脂や糖、タンパク質などについては、マニア的に覚えても損はありません。一方で、今回は大問5で金属の結晶構造が問われていますが、これは完答できる必要がないと思います。「アルカリ金属は体心、金銀銅は面心、亜鉛は六方」という程度で構いません。むしろ、図から原子数、配位数、中心間距離を求められるように練習する方が大切です。
(医学部予備校クエスト代表 長原正和)


センター試験の後継、記述式の日程前倒し検討 マーク式と分離
【2015/12/15 22:38】 新入試制度
センター試験の後継、記述式の日程前倒し検討 マーク式と分離

2015年12月15日 (火)配信 朝日新聞



大学入試センター試験の後継となる新テストについて、
文部科学省は新たに導入する記述式問題を独立させ、
従来のマークシート式とは別の日程で実施する方向で検討を始めた。
採点に時間がかかるため、現在の1月よりも日程を前倒しする案を軸としている。

 ■採点時間確保めざす

入試改革は文科省の有識者会議で議論中で、これまでの「丸暗記」「一発勝負」を改めるのが主な狙い。

考える力を測るために記述式を導入し、複数回実施をめざしている。
現在の中学1年生が受ける2020年度から「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)を始める

記述式については、文科省の有識者会議が9月に「中間まとめ」を公表。
20年度から短い文字数、24年度からより文字数の多い記述式を出題する。
穴埋めや文章の要約、作図、選択肢を選んだ理由を書く問題などが候補にあがっている。

ただ、センター試験は例年約50万人が受ける。

記述式は採点に膨大な時間がかかるため、
試験後の国立2次試験や私大入試への影響が指摘されている。

文科省は記述式問題を前倒しして実施することで、採点時間を確保する考えだ。
関係者によると、時期は12月以前を中心に検討される見込みで、今後、教科や出題範囲とともに詰める。

マークシート式は、センター試験と同じ1月が軸になるとみられる。

試験を12月以前に実施することについては、
高校側から「高校3年生の学習内容が間に合わない」と反対が強い。
記述式だけの一部前倒しでも、理解を得られるかはわからず、
見直しをせまられる可能性もある。

試験の複数回実施については引き続き議論を続ける。
記述式を分離すれば受験は複数回になるが、
本来は、記述も含めた同種の試験を何回も受験し、
受験生がより良い点数を出願に使うことが想定されている。


119116.jpg 
http://resemom.jp/article/2015/12/03/28310.html


どうなるでんしょうね、新テスト?

しかも、12月に試験をやるのでしょうか。
記述式となれば本当に、採点も大変であるし、
基本答案、採点方法なども問題が山積みである。

文部科学省は、何がやりたいのでしょうね。

むしろ、国内の大学のレベルup、国際化の方が大事だと思うが。








テーマ:大学受験 - ジャンル:学校・教育

過去問対策・昭和大医学部物理
【2015/12/11 15:53】 医学部予備校クエストから
前回にひきつづき、2015年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、昭和大医学部の物理です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
 
物理は、テーマを設定した大問の形式と、小問集合の形式に分かれています。私大医学部の物理では小問集合の形式の問題が多く、一つの題材をじっくり採り上げるタイプの問題は比較的少ないのですが、大問形式では、本質をつかむと一気に解けることが多いので、しっかり解きたいところです。逆に出題意図をつかみ損ねたり、最初の段階で妙な計算ミスをしてしまうと、大問1コまるまる崩れてしまうことになるので、注意も必要です。
  

物理
(赤本より引用)

大問1は力学です。流水の圧力という、珍しい題材です。問題文の誘導に従っていけば、エネルギー考察で完答できるのですが、多くの受験生は面食らったでしょう。圧力が「単位体積当たりエネルギー」だというのは、単位の次元を考えると納得できるでしょうが、しかし普段から意識するのは難しいでしょう。微小時間においてはホースの流水の速度は断面積に反比例し、また圧力も反比例関係にある(ホースが細いと水は速く流れるが、圧力が小さくなる)というのは、言われればわかるという程度でかまいません。ただし、この話が、血管の太さと血流、血圧の関係に応用できる、ということは知っておく必要があります。波動のレンズの話が近視・遠視の話と結びつくことなども同様で、人体メカニズムに関連する物理法則は、整理しておくとよいでしょう。
大問2(1)は、ピストンを押す単振動です。U字管に水を入れたり、水に浮かぶ物体を押したりなど、単振動が起きるシチュエーションはいろいろあるので、不安であればひととおり確認しておくとよいでしょう。例えば、これらの単振動現象が力学的にはすべてバネと等価であり、よって「バネ定数」に該当するもの(赤本の解説でいうところの「復元力の比例定数K」)を想定することができ、それにより周期や速度などがイメージしやすくなることです。また、単振り子系の単振動は微小区間で近似的に成り立つものであり、よって本問のようなタイプの単振動は近似式がつきものである、ということも、押さえておきましょう。
 
大問3(1)(7)は、物理現象の理由を記述する問題です。こういう場合には、必ずキーワードを入れることです。重要フレーズを入れておけば、文意がひっくり返らない限りは甘く評価されますし、逆にキーワードが入っていないと、採点者は答案文章を細かく吟味せざるを得なくなります。(1)では、送電線の電圧を高くすると熱が小さくなる理由を問われています。「電流が小さくなる」「P=IR」のフレーズを入れて、文章を作り上げれば大丈夫です。また(7)の砕いたガラスが白く見える理由では、「乱反射」「波長が混ざる」というフレーズを用意して、そこへ言葉をくっつけていくという流れでいいでしょう(身近な白い物、たとえばダイコンなどは、本来は透明なのだが表面のザラザラで光が乱反射されて白く見えるのです。煮ると水を吸収して表面のザラザラが埋まり透明になります)。この手の問題では、厳密な説明を始めるとキリがないです。ですから過去問をチェックして、「この大学の入試問題で理由を聞かれたときには、ざっくりした説明でいいんだ」という感覚を押さえておくとよいでしょう。
 
対策としては、やはり典型問題をしっかり解いておくことです。見慣れない問題は、見慣れた問題に必ず帰着できます。波動分野では、図と公式をセットにして解きながら覚えていくというスタイル(解法暗記に近くなります)でよいです。一方、力学では、状況が変わってもテーマや本質を抽出できるように意識することが大切です。ですからやはり、物理の基礎は力学にあるんですね。
また、2015年の大問3(3)と(4)は、原子分野から出題されています。以前から何度か書いていることですが、原子を出題する大学は増えることが予想されますしセンター試験でも(選択問題ですが)出題されるので、この分野に関しては今まで以上の準備が必要です。今までのように「原子は東医等の一部大学でのみ出題」という感覚は禁物です。原子は出題パターンが決まっています。準備しておけば必ず取れる問題ですから、落とさないようにしたいところです。
(医学部予備校クエスト代表 長原正和)


都立戸山高で医学部進学指導
【2015/12/10 17:31】 News
立戸山高で医学部進学指導

朝日新聞 2015年12月9日 (水)配信

東京都教育委員会は来年度から、進学指導重点校に指定する都立戸山高校(新宿区)に、
医学部への進学希望者が専門的な知識を学ぶことができる独自のプログラムを導入する.
国公立大医学部への進学者を増やすためで生徒は入試に向けた専門指導などを受ける。

都教委によると、学年ごとに各20人程度のクラスをまたいだグループを設置。
主に放課後に小論文や面接といった大学入試用の対策に取り組むほか、
医療現場での職場体験、医療関係者との交流を通じて医師にふさわしい倫理観の形成も目指す。


280px-東京都立戸山高等学校 
都立戸山高校正門 Wikipediaから



医学部人気はいつまで続くのか?

どこかで、余剰の医師が増えるか?
むしろ、開業医への道が険しくなるような、国の規制がかかるのか??







テーマ:医学部受験 - ジャンル:学校・教育

過去問対策・昭和大医学部数学
【2015/12/08 16:37】 医学部予備校クエストから
前回にひきつづき、2015年度の過去問を題材に、解法や勉強方法をみていきます。
今回は、昭和大医学部の数学です。過去問は、大学や医学部予備校(インテグラさんなど)のサイトに掲載されていることがあります。検索してみると、問題を見つけることができるかもしれません。
 
他の医学部と同様、昭和大も、標準問題が多く並んでいるというスタイルです。受験生は時間配分に悩むでしょう。2015年ですと大問2(4)の数列の和、大問4(2)の極限あたりが、時間がかかりそうな問題でしょうか。おそらく試験時間(140÷2=70分間)内で全て解き切るのは難しいでしょう。試験時間残り7分という段階になったら、もう一問に手を出すよりは、見直しの時間に充てた方がいいかも知れません。

大問1(2)は昭和大で頻出の、確率の問題です。白玉4コと黒玉nコから同時に2コ取り出して同色になる、という典型的なパターンです。慣れている人は白黒同個数の時に確率が最も低くなるというイメージがわく(黒が少なすぎても多すぎても同色になりやすい)でしょう。赤本は余事象についての式を立てていますが、単純に白2コ率+黒2コ率、という計算でもいいです。二次不等式を立てて整数解を求める、という作業を正確にすばやくできるかどうかです。そのためには題意の把握は即座にできるようにしたいところです。

数学
(赤本より引用)

大問2は数列の問題。自然数2コの組み合わせで列を作るのですが、これも、題意の把握は即座にいきたいところです。「和が小さいほうから順に並べる」「和が同じときは左の数字が小さいほうから順に」というルールであり、そうすると小さい順に(1,1)(1,2)(2,1)(1,3)(2,2)…となるな、という要領です。そうすると群数列の問題に帰着するのですが、しかしその群数列が厄介なのです。問題(2)で(m,n)は何番目にあるかを答えさせていますが、大方の受験生の感覚は、出せと言われれば出せるけれども面倒だなあ、というところでしょう。問題(4)も、(1×10)+(2×9)+(3×8)+ … +(10×1)という計算の組み合わせであることはわかるのですが、これも大変です。
大問3(4)は、絶対値付き関数と直線との交点の個数。丁寧にグラフを描けば問題はないはずです。エリアを3つに分けて、(ア)x<0、(イ)0≦x<2、(ウ)2≦xとすると、(ア)と(ウ)では2つのグラフが共に直線となるので交点はたかだか1つずつ(2直線の交点が2コになることはないから)、となると合計で交点が4つになるためには(イ)で交点が2コ必要になる、そうすると判別式を用いるかかあるいは「区間(イ)の端で交わる場合と接する場合」を考えるか、というようになります。
 
いずれにせよ、解き方はすぐに思いつく問題であり、敵は時間配分と計算ミス、というところでしょう。解法が思いつかなかったという受験生は、練習量不足ですから、多くの問題にあたっていくことです。解けなかったときは、解答をざっと眺めるだけではなくて、「この解答の何行目のところが、自分には思いつかなかったところなのか」を検討することが大切です。よく「受験数学学習のカナメは解法暗記だ」といわれることがあり、それ自体は実はその通りなのですが、そうすると参考書の解答をそのまま覚えようとする人が出てくるんですね。それは、覚えられないし、覚えても意味がないです。そうではなく、解答の中での「自分には思いつかない」ところを覚えていくんです。「ここでいったん展開するなんて思いつかない」というようなところです。
時間配分の対策についても、他の私大医学部と似ています。普段の勉強で意識しないと早く解けるようにはならないので、自分が解いた問題については時間がかかった部分を逐一チェックすることです。区分求積法やシグマ計算などは特に念入りに、自分の答案を点検したいところです。
(医学部予備校クエスト代表 長原正和)


国際医療福祉大学、「明治以来の医学教育を変える」
【2015/12/07 06:00】 新設医大
国際医療福祉大学、「明治以来の医学教育を変える」

  「新時代の医学教育を考える」をテーマにシンポ

2015年12月6日 (日) m3com 配信 (一部抜粋)



NPO法人日本医学ジャーナリスト協会主催の公開シンポジウム「新時代の医学教育を考える」が
12月5日、都内で開催され、

国際医療福祉大学総長の矢崎義雄氏は、
「明治以来、100年以上の伝統がある医学教育システムは、巨木のようにでき上がっている
そこを変えるのは難しい。

本学は白地のキャンバスに絵を描ける。
新しい木を育てるために、根の部分からシステムを作ることができる」と述べ、医学部新設にかける意気込みを示した。

国際医療福祉大学は、国家戦略特区の「東京圏」として指定された成田市で、
2017年4月の開学を目指し、医学部新設の準備を進めている.

矢崎氏は、m3.comの取材に対し、同大学では今秋、医学部教員を公募していたが,
外国人および海外在住の日本人から100人以上、
国内でも同大学の病院などに勤務する医師を含め、
数百人の応募があった 
と説明。

採用教員は200人以上の予定であり、教員の選考をはじめ、
2016年3月までの文部科学省への設置認可申請の準備を進めている。

シンポジウムの冒頭のあいさつで、
同協会会長を務める水巻中正氏は、
「日本の医学教育は、変革期に差し掛かっている」とし、

その理由として、国際医療福祉大学のほか、東北薬科大学が宮城県仙台市に
2016年4月に医学部新設を予定していることに加え、医学教育の「2023年問題」を挙げた。


「2023年問題」とは?

米国以外の医学部出身者に対して、
米国で医業を行う資格を審査するECFMG(Educational Commission for Foreign Medical Graduates)は、
2023年以降のECFMGへの申請は「国際的な認証評価を受けている医学部出身者に限る」方針を掲げたため、
それをクリアするよう、臨床実習の充実などの対応を迫られていることだ。

 奈良氏は、「医師の養成は、国民の役割でもあることを理解してもらいたい」と述べ、
今後の医学教育の一つの課題となる臨床実習の充実には、国民の協力が重要だとした。


国際医療福祉大学、専任教員25人以上を配置


 
矢崎氏は、新設医学部の目的について「国際性豊かな、総合的な診療能力の高い医師の養成」と述べ、
グローバル化の時代には、ボーダレスに教育を考えていかなければならないと説明。
医学部定員140人、うち留学生を受け入れる国際枠は20人だ。



カリキュラムの特徴は4つ

第一は、講座単位、あるいは基礎と臨床を分けた講義ではなく、「基礎・臨床統合型カリキュラム」を器官系統別に組むこと。
座学ではなく、臨床応用して学ぶ機会、グループ討議などを多用し、参加型で進めるほか、
1コマ90分の大学が多い中、60分にする。
模擬患者を育成して活用するほか、シミュレーションセンターも充実させる。
5300平方メートル規模になるといい、「米国のトップクラスのシミュレーションセンターの規模」(矢崎氏)。

第二は、国際的コミュニケーション能力を高めるため、教員として英語のネーティブスピーカーを採用、
1、2年次は集中して英語教育を行うとともに、大多数の科目で英語による授業を行う。
希望者には、USMLE(米国医師国家試験)に対応できる特別授業を行う。
海外での臨床実習を最低でも 4週間にわたり実施する方針。

第三は、リベラルアーツの重視で、広い視野で物事を考え、自分で学ぶ力を身に付けるのが狙い。

第四は、チーム医療への理解を深める機会を設けること。
「成田キャンパスでは、看護師や理学療法士なども養成する。
多職種の医療者が、患者を中心して働くというチーム医療を学生の時代から学んでもらう」。


これらを実践するために、設置するのが、「医学教育統括センター」であり、この点が大きな特徴だという。
各教授が別個に教育をするのではなく、教育全体を統括する権限を持ち、カリキュラムの編成や評価などを行う。
専任教員を25人以上配置する予定だ。

国際医療福祉大学は、栃木県大田原市のキャンパスを中心に、多くの医療者の養成に取り組んでいる。
矢崎氏は、海外から多くの留学生が来ている実績があり、
中国のリハビリテーションを学ぶ大学が、国際医療福祉大学の卒業生を中心に運営されている例も挙げ、
新設医学部でも同様に、
「東南アジアを中心に、各国の公衆衛生、医療人材を育成するためにも留学生を受け入れていきたい」とした。


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http://taki01.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-2b4f.html


さてさて、新しく創られようとしている成田の大学は、理想を打ち立てています。

ほぼ英語でのみ授業となると、学生選抜のところで英語のハードルを上げるのか?
他の私立大にはない oral communication や hearing skill の能力を試す試験もやるのでしょうか?

また、2023年問題の解決のみならず、
国内の医師国試で100%近い合格率も出さないといけない。

USMLEの対策となると、さらに大変ではあるが。

創られた後の大学としての実践が大変そうである。








テーマ:キャリア教育 - ジャンル:学校・教育




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